概要
現在、ジョーカースクリプトは開発を停止しているようですので、エラーが出た時は自力で直す必要があります。
Unity5.4以上でジョーカースクリプトを導入して実行しようとすると、以下のようなエラーが出ます。
Assets/JOKER/Scripts/Novel/Core/SaveManager.cs(121,48): error CS0619: `UnityEngine.RuntimePlatform.WindowsWebPlayer' is obsolete: `WebPlayer export is no longer supported in Unity 5.4+.'
このエラーを自力で修正する方法を記載しております。
解決方法
1. コンソールを開く
[Window] -> [General] -> [Console] で、コンソールを開きます。
2. コンソールからエラー該当の箇所のソースを開く
コンソールを開くと、警告メッセージやエラーメッセージが表示されているのが確認できます。赤いマークがついているメッセージがエラーです。メッセージをダブルクリックします。
すると、何かしらのテキストエディタが開き、該当の箇所のソースコードが表示されます。
3. ソースを修正する
エラーが出ている箇所は複数ありますが、いずれも以下のようなif-else文が記載されている部分になります。
//WebPlayer の場合保存方法に変化を入れる if (Application.platform == RuntimePlatform.WindowsWebPlayer || Application.platform == RuntimePlatform.OSXWebPlayer) { PlayerPrefs.SetString("setting.dat", json); } else { string path = storagePath + "/setting.dat"; .... }
if文に当たる箇所は削除し、else文の中身を残します。
この作業をエラーが出ている箇所で繰り返しおこなって行きます。全て修正が終わったら、正常に動作するようになります。
解説
かつては、WebブラウザのプラグインとしてWebPlayerをインストールして、Unityで作ったアプリをその上で動かす方式がありました。Flashと同じですね。
5.4からはこの方式がサポートされなくなりました。今後はWebGLを使うのが推奨されているようです。
今回削除した部分は、WebPlayerに対応したコードでした。